今年も10月2日 葉桜会館で協会の恒例年中行事の一つ「中国料理を楽しむ会」が催されました。この催しは協会が毎年ほぼ同じ時期にこの会館で開催しているもので、今年も約40名が参加して盛会でした。

中国料理を楽しむ会

中国料理を楽しむ会

葉桜地区の有志がこの協会を始めたゆかりの地の葉桜会館で2004年9月以降毎年開催しているものです。会員の懇親を深めると共に逗子・葉山地区の方々に中国をより深く理解し、中国をもっと身近なものとするための行事の一つとして続けてきました。料理といっても主として餃子をみんなで作って食べることが中心です。中国では「餃子を作って食べる」というのは単に飲食を楽しむ事ではなく大勢でいろいろ話をしながら各種の餡を、小麦粉を丹念に練った衣に包み、湯を沸かした大鍋で煮るという過程が大事なのであり、彼等の一番大事な「一家団欒」の行事の一つで、特に北部中国では春節の前夜‘‘除夕’’には各地より帰ってきた家族がみんなで集まって話しながら餃子を作るのが決りであるところから、この会でも‘‘餃子作り’’を主とした料理会としています。そしてここ数年はこれと合わせて日本の伝統演芸の落語、切りえ絵、などの催しも加えてみんなで盛り上がっています。

なお料理の指導はここ数年、日本・中国両国の調理師免許を持っている中国遼寧省出身の劉年意さんが担当し、今年の落語は桂才紫さんに出演して頂きました。来年も協会の恒例年中行事として実施を予定しています。